ここまで読んで下さり、ありがとうございました。

 元々サイトを始める前に、一応完成していたこの話。
 それから約3年経って、ようやくエピローグに辿り着けました。(エピローグのみ書き下ろしました)
 サイトに掲載するにあたって、殆どの話を少しずつ手直ししましたが、その手直しさえ第1話なんて2年以上前なので、今読むと拙いなぁと思ってしまいます(苦笑)

 ちなみに設定にしてもプロットにしても、書き始めの頃に比べると違うところが多々あります。
 設定でいえば、特に年齢がコロコロと変わっていました。
 リリィたちもそうなんですが、エクサルやターナなど、大人組の年齢を思考錯誤していたんです。
 子供を産むには若過ぎる…? でもこれ以上年齢を上げたら、本編の時代では若くない……。なんて。

 そういえば、恋愛関係に発展しそうでしなかった、リリィと義兄弟。
 意識してそういった感情を出す・出さないように、と書いていたわけじゃないので、自分でちょっと面白いなぁと思います。
 でも発展したら、それはそれで問題な気もしますが。
 3人とも国の王女・皇子。特にセントキエティム王国には現在国王不在で、リリィの他に王女・王子はいませんからね、国が吸収されてしまいます(笑)


 「larme〜飛べない小鳥〜」本編はこれで終了です。
 まだ幾つか番外編がありますので、もう少しお付き合いいただければ幸いです。

 


2007.3.31



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